福岡フォーラム2日目
晴天
参加申し込み総数:587
内発注者:29
参加者総数:385
内発注者:18
参加率:65.6%
10:00~10:05 主催者挨拶、趣旨説明
(一社)コンクリートメンテナンス協会
会長 徳納 剛
今日も一日よろしくお願いいたします。
昨日の基調講演の十河先生は九州工業大学で
劣化のメカニズムについて講演した江良和徳先生は福岡出身と自己紹介をしていましたが、
実はわたくしも福岡県出身です。
筑豊の田川が本籍地でして、小学校5年生で、炭鉱の閉山で広島に越していきました。いつか故郷九州で仕事をしたいと熱望していまして、やっとかないそうなところです。
九州の、福岡のコンクリート構造物の長寿命化に貢献することが私の使命であるという事をご理解いただき、本日の講演をご聴講頂ければ幸いです。
昨日は、本年度のテーマであります「コンクリート構造物の健康寿命を延ばすシナリオ」の考え方について、官学産のそれぞれを代表する講師にご講演を頂きました。
いかがでしたでしょうか。
本日は、その「健康寿命を延ばす」ための各種技術の第一人者を講師として、お招きして、最新の知見を交えて、最新の技術を紹介させて頂きます。
昨日は浜田先生に塩害の話をして頂きましたが、本日はその流れで、電気防食と亜硝酸リチウムの講演をいたします。両工法とも鉄筋防錆の代表的な工法ですので、楽しみにしてください。
本来でありましたら、質疑応答の時間を設けるのですが、時間の都合でできませんので、技術の相談コーナーを受付付近に設けています。
・PCの調査・補修設計のスペシャリストCORE技術研究所
・塗るだけの剥落防止工法の日本ペイント
・シラン系表面含浸材の旭化成
・橋梁防水とタブレットを使った現場調査の福美建設
・狭隘部も施工可能な亜鉛溶射による支承防錆のダイクレ興産
・狭隘な施工条件での基礎の高耐力マイクロパイル研究会
本日紹介させて頂く補修技術が皆様の補修設計の一助になることを祈念しております。
10:05~10:50 演題:「機能性塗料を用いた補修方法の提案~塗膜型剥落防止工法と表面保護クリヤー工法~」
講師:中丸 大輔氏(日本ペイント(株) 顧客推進鉄構グループ)
11:00~11:50 演題:「電気防食技術の解説と応用」
講師:山崎 大輔氏(日本エルガード協会 ・ CP工法研究会 ショーボンド建設(株)所属)
12:40~14:10 演題:「亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修技術 -塩害・中性化・ASRを中心に-」
講師:江良 和徳氏(コンクリートメンテナンス協会 技術委員長)
14:20~14:50 演題:「橋梁点検におけるドローンの未来」
講師:小林 大氏(大日本コンサルタント(株))
14:50~15:20 演題:「プレストレストコンクリートの維持管理【調査・診断】」
講師:真鍋 英規氏((株)CORE技術研究所)
15:30~15:45 演題:「シラン・シロキサン系浸透性吸水防止剤」
講師:黒田 晃氏(旭化成ワッカーシリコーン(株))
15:45~16:00 演題:「小規模橋梁補修課題解決にむけた伸縮装置及び床板防水の一体化工法について」
講師:竹内 祥一氏(福美建設(株))
16:00~16:15 演題:「支承リバイバルシステム」
講師:野村 一貴氏(ダイクレ興産(株))
16:15~16:45 演題:「狭隘な施工条件での基礎補強 ~マイクロパイル技術~」
講師:稲冨 芳寿氏(マイクロパイル工法協会)
相談コーナー
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