2021年9月20日 セメント新聞 補修・補強に関するフォーラム開催 構造物の健康寿命延ばしテーマ
補修・補強に関するフォーラム開催
コンクリートメンテナンス協会
構造物の健康寿命延ばしテーマ
コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)は、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2021」をオンライン開催している。22年3月末まで講演動画の配信を行う。現在、26本の動画を配信中。さらに9月30日に4本の動画を追加で公開する予定。視聴は無料で同協会ホームページの講演動画配信ページで公開している。
今年度のフォーラムは、「事例にみるコンクリート構造物の健康寿命の延ばし方」をテーマに設定。補修・補強事例を多く交え、予防保全と事後保全の双方の観点に立ち、経済性を考慮してコンクリート構造物の健康需要を伸ばすための維持管理の考え方、最新の調査診断技術と適切な維持管理技術を紹介している。
主な公演として、宮川豊章京都大学名誉教授が「コンクリート構造物の健康寿命を確保するために」を発表。橋梁など多くの構造物が高齢化を迎えるなか、維持管理や更新に向けた人手、予算が必要になると強調。適切な時期を見極めた上で補修を行うべきとした。
同フォーラムは、土木学会、建設コンサルタンツ協会認定CPDプログラム。各講演は22年3月31日まで配信する。