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2013年02月19日 中建日報

一般社団法人コンクリートメンテナンス協会 十河氏ら試験のコツ伝授|診断士「合格率50%」めざす

2013年02月19日 中建日報 (一社)コノクリートメンテナンス協会(徳納武使会長)主催の『2013年度コンクリート診断士試験の傾向講座』が14日、広島市中区のRCC文化センターで開催され、「受講者の合格率50%」を合言葉に定員一杯となる50人が受講。講師の十河茂幸広島工業大学教授らが合格率を高める記述式問題の書き方や時間配分など試験のコツを伝授した。
 講座は、コンクリート構造物の補修・補強や維持管理を担う診断土の役割が重要性を増す中、合格率15~18%程度と言われる難関のコンクリート診断士試験の合格率アップを目指して開催されたもの。
 冒頭の挨拶では徳納会長が元々は無縁でありながら一念発起して受験、一発合格を果たした自身のエピソードを紹介し、「難関と言われる試験だがコツをつかめば難しくないし、本日の講座を受けられた方についてはHPで質問ページを設け、試験日までサポートする。合格率50%を目指して頑張ろう」と挨拶。同じく合格者の事務局・峯松昇司氏は経験談とともに「メイン講師の十河氏はかつて試験問題を作られた方で、このような講座を広島で受けられる機会はなかなかない。皆さんは凄くラッキーだと思う」と述べた。
 メイン講師を務めた十河氏は『2013年度コンクリート診断土試験合格指南』(日経コンストラクション)の著者でもある。十河氏は択一式問題の重要さや、多くの受験者にとって壁となる記述式問題でやってはいけない解答例、さらには採点者の心理など合格に近づくためのポイントを丁寧に説明。締めに「診断士の資格を取得することで意識も向上するし、コミュニケーションも深まる。ぜひ頑張って合格してほしい」と激励した。
 このほか、第1回診断士試験の合格者で工学博土・江良和徳氏は『コンクリート診断業務と補修設計の最新の傾向について』と題し、程度に応じた補修のセオリーを解説。受講者には協会HP(http://www.j-cma.jp/)内の「コンクリート診断士試験合格広場」にアクセスするためのIDとパスワードも配られた。7月21日の試験日まで、十河氏と江良氏が質問に回答する。