コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム、コンクリート構造物の補修・補強材料情報
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『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の定量的かつ総合的な考え方に関する技術講習会』|コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム、コンクリート構造物の補修・補強材料情報|JCMA・一般社団法人コンクリートメンテナンス協会
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『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の定量的かつ総合的な考え方に関する技術講習会』

開催プログラム
■日 時:平成28年4月11日(月)13:00〜16:15

■会 場:広島県民文化センター多目的ホール 

■主 催:広島県コンクリートメンテナンス協会、(一社)コンクリートメンテナンス協会

申込者数 274名 
参加者数 222名 
参加率81% 

13:00〜13:10  趣旨説明 徳納 剛

13:10〜14:30  第1部  江良和徳
『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の基本的な考え方』
〜ひび割れ注入、表面含浸、表面被覆、断面修復、内部圧入〜

14:45〜16:15  第2部  江良和徳
『劣化機構、劣化程度に応じたリハビリ工法の定量的な設計方法とその組み合わせ』
〜具体的な補修設計と期待される効果について〜

主催者挨拶   13:00〜13:10

本日は年度初めのお忙しい中かくも多数ご参加いただきまして本当にありがとうございます。

さて、本日のこの講習会は広島県コンクリートナンス協会にとりまして待ちに待った悲願の講習会です。

と申しますのは、22年前、広島県コンクリートメンテナンス協会は発足いたしました。それと同時に本日のテーマであります「亜硝酸リチウム」と取り組んできました。

その当時、アルカリ骨材反応対策と鉄筋防錆対策に関して、亜硝酸リチウムは効果はあると、製造メーカーの日産化学や大学等の研究機関により実証はされていました。しかし亜硝酸リチウムはほとんど現場では知られてなく、また、その工法も確立されていませんでした。

「亜硝酸リチウム」は塗れば、沁み込んで、イオン拡散し、反応性骨材を不溶化してASR対策ができる、また、鉄筋の不導体皮膜を再生して鉄筋防錆ができる。それだけの知識で、亜硝酸リチウムを使ってコンクリート補修を私たちは始めました。

特にASR対策ですが、補修後すぐに再劣化をして、発注者に「この材料はだめだね」と何回か言われました。よく考えると、壁厚が1m以上ある構造物に外から塗布して全体にイオン拡散させるには何年かかるのかと考えたらぞーっとする年月がかかるのです。

「亜硝酸リチウム」の効果は実証されている、それならと、工法の開発に取り組みました。

まずひび割れ注入のシリンダー工法を考案しました。次に削孔して亜硝酸リチウムを油圧で圧入する工法を確立しました。
カプセルを使って気圧で圧入する工法、そして、表面保護工法として、亜硝酸リチウムを塗布してペーストを塗る被覆工法、亜硝酸リチウムを併用することで進展期以降も効果があるケイ酸系表面含浸工法を昨年度確立しました。

本日の配布資料のカタログに、亜硝酸リチウムを使った全工法が記載されています。この記載されている工法で、ASR、塩害、中性化の全ての対策が出来ます。そして本日のこの講演会は、この工法完成を記念しての講演会です。

工法の開発途中では幾多の失敗があり数多くの問題を乗り越えてきました。 関係して頂いた広島県コンクリートメンテナンス協会会員各社様、実験フィールドを提供いただき、共同開発頂いた、極東興和様、広島ガステクノサービス様、三原の井上建設様には感謝いたします。
「亜硝酸リチウム」は魔法の薬ではありません。劣化因子の量に合わせて亜硝酸リチウムの量を決めて行う定量的な対策工法です。
定量的な効果の検証は本日の講師の江良先生が京都大学大学院で研究し、実証してきました。江良先生は京都大学で、亜硝酸リチウムを使ったASR対策で博士課程を修了して、現在土木学会、コンクリート工学会、材料学会等で多くの論文を発表し、亜硝酸リチウムを使った研究では国内の第一人者です。

本日は他工法に遠慮することなく亜硝酸リチウムの話をいたしますのでお楽しみにしてください。

さて、今年も、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム」を、5月12・13日に開催いたします。このフォーラムは国土交通省の取り組みや、広島工大の十河先生の学術的な話、電気防食の話、等々、最新の補修の知見を紹介いたしますので、是非お出で頂ければと思っています。

私たちコンクリートメンテナンス協会では、皆様の業務のお役に立つよう、比較表、施工要領図、積算資料等々、提供させて頂きます。ご質問等、何なりとご要望頂けましたら、できる限りの対応をさせて頂きます。

本日は3時間の長時間となりますが、最後までご聴講頂けましたら幸いです。
本日は本当にありがとうございました。

13:10〜14:30  第1部  江良和徳

『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の基本的な考え方』
〜ひび割れ注入、表面含浸、表面被覆、断面修復、内部圧入〜

14:45〜16:15  第2部  江良和徳

『劣化機構、劣化程度に応じたリハビリ工法の定量的な設計方法とその組み合わせ』
〜具体的な補修設計と期待される効果について〜






氏名江良 和徳(えら かずのり)
所属極東興和株式会社 事業本部事業推進部補修課
演題「コンクリートの劣化と補修工法選定の基本的な考え方」
「亜硝酸リチウムを用いた塩害、中性化、ASRの補修技術について」
資格博士(工学)
技術士(総合技術監理部門,建設部門) コンクリート診断士,コンクリート構造診断士,一級土木施工監理技士,プレストレストコンクリート技士,コンクリート技士 ほか
賞罰平成21年度 日本材料学会 論文賞

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