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2017年7月13日「平和の灯」補修活動など報告   中建日報

広島県コンクリート診断士会 通常総会

2017年7月13日「平和の灯」補修活動など報告   中建日報 | プレスリリース | 一般社団法人コンクリートメンテナンス協会
広島県コンクリート診断士会(米倉亜州男会長)の平成29年度通常総会(第7回)が5日、広島市中区で開かれた。総会では、28年度の事業・決算報告や29年度事業計画案などを滞りなく承認。設立時に正会員58人でスタートした会員数がこの日の時点で正会員91人。賛助会員26社となったことなども報告した。
米倉会長(米倉社会インフラ技術研究所)は冒頭の挨拶で昨年度から継続実施している平和記念公園内「平和の灯」の調査・補修ボランティアなどの活動に触れ、「われわれの地道な活動により、コンクリート長寿命化の重要性と診断士の役割への理解が徐々に広まっている。今後も皆様の力で盛り上げてほしい」述べた。
昨年度から今総会までに、同会では「平和の灯」補修関連の活動に加え、2ヵ月に一度の定例サロン(勉強会)を継続。軍艦島での現地研修会や県内生コン工場への現場視察や他団体への講師派遣なども実施した。
29年度事業計画案では、これらの活動を引き続き行っていくほか、コンクリートの調査・診断・補修技術に関する情報収集と会員への情報提供など診断士の技術力、社会的評価・地位の向上や社会貢献に資する事業を積極的に行っていくことも確認した。
また、総会終了後には講演会も開かれ、「平和の灯」の活動を主導した鈴木智郎副会長(復建調査設計)が『平和記念公園「平和の灯」ボランティア調査報告』と題して活動の経緯や目的、調査結果などを要約して解説。広島大学大学院工学研究院の半井健一郎准教授による『スイス渡航報告・放射性廃棄物処分~表層品質評価~構造物視察』もあった。