お問い合わせはこちら
コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム、コンクリート構造物の補修・補強材料情報
Googleサイト内検索

平成28年4月11日『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の定量的かつ総合的な考え方に関する技術講習会』

亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の 定量的かつ総合的な考え方に関する技術講習会 | 一般社団法人コンクリートメンテナンス協会
 コンクリート補修は従来物理的な補修工法で施工されてきました。それは、浮きや剥離部の断面修復、ひび割れ空隙部の注入、そして劣化因子阻止目的の表面保護等です。しかし近年、従来工法に亜硝酸リチウムを添加することで、防錆効果やASR劣化対策の機能が付与され、定量的な補修が採用される場面が増えてきました。たとえば、最近、表面含浸材が多く採用されるようになりました。それぞれの材料に特徴があるものの、相対的に劣化因子阻止性能に長けている材料です。ただし採用される場面は劣化因子が腐食発生限界値以下の潜伏期に限定されています。この度、新しくNETIS【CG-150013-A】を取得した、亜硝酸リチウム併用型表面含浸工法「プロコンガードシステム」は潜伏期以降のステージで適応可能とされています。また、断面修復工法、ひび割れ注入工法、表面保護工法に亜硝酸リチウムを含有させ、複数の工法を取り入れることで進展期以降にも効果がある総合的補修工法「リハビリ工法」が確立されました。
 この度の技術講習会では、「亜硝酸リチウム併用型表面含浸材」をはじめ、亜硝酸リチウムを使った総合的な補修工法の解説を行います。
 年度初めのご多忙な時期とは存じますが、ご参加の程よろしくお願い申し上げます。
※本フォーラムは土木学会CPDプログラム3.0単位です。(CPDS共通単位)
主催広島県コンクリートメンテナンス協会
一般社団法人コンクリートメンテナンス協会 (http://www.j-cma.jp/)
後援広島県コンクリート診断士会、(株)中建日報社
開催日程平成28年4月11日(月)
開催会場広島県民文化センター多目的ホール http://www.rcchall.jp/bunkac/
〒730-0051 広島県広島市中区大手町1丁目5-3
TEL 082-245-2311
講演内容13:00~13:10 趣旨説明 徳納 剛
13:10~14:30 第1部 江良 和徳
          『亜硝酸リチウムを用いたコンクリート補修工法「リハビリ工法」の基本的な考え方』
          ~ひび割れ注入、表面含浸、表面被覆、断面修復、内部圧入~
14:45~16:15 第2部 江良 和徳
          『劣化機構、劣化程度に応じたリハビリ工法の定量的な設計方法とその組み合わせ』
          ~具体的な補修設計と期待される効果について~

※受付開始 12:00~
定員300名
参加申込1) 申 込 先:(一社)コンクリートメンテナンス協会事務局のホームページよりお申し込みください。
2) 参 加 費:無 料
  各会場、定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。
講習会用テキスト当日のテキストとして、「コンクリート構造物の維持管理 技術資料 ~塩害・中性化・ASRの効果的な補修技術~ver4.0」(2000円税込)を事前に(一社)コンクリートメンテナンス協会事務局のホームページからご購入ください。

講師プロフィール

講師:江良 和徳 (えら かずのり)

所属極東興和株式会社 営業本部補修部補修技術課
(一社)コンクリートメンテナンス協会 技術委員長(工学博士)
略歴1969年生 福岡市の生まれ、筑紫丘高校卒業 (46歳)
1993年  佐賀大学 理工学部建設工学科卒
1993年  (株)建設技術研究所 入社
1998年  日特建設(株) 入社
2000年  極東工業(株)(現極東興和) 入社
2010年  京都大学大学院博士後期課程 修了
2015年  極東興和(株)営業本部補修技術課 課長 現在に至る
業務内容コンクリート構造物の調査、診断、補修、補強業務
補修関連新技術の研究開発
資格博士(工学)
技術士(総合技術監理部門,建設部門)
コンクリート診断士,コンクリート構造診断士,
一級土木施工監理技士,プレストレストコンクリート技士
コンクリート技士 ほか
賞罰平成21年度 日本材料学会 論文賞
備考平成18年度より京都大学大学院の宮川豊章教授ご指導の下で亜硝酸リチウム内部圧入工をテーマとした研究を行い,平成22年3月に博士(工学)の学位を取得
江良和徳 広島工業大学客員教授 講師プロフィール コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム 一般社団法人コンクリートメンテナンス協会