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2015年07月07日 中建日報

工法普及で会員が大幅増|コンクリメンテ協 総会開く

2015年07月07日 中建日報 (一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納剛会長)は6月29日、広島市中区のホテルJALシティ広島で平成27年度(第5回)通常総会を開き、全国フォーラムの開催や技術資料の配布など各議案を滞りなく承認。徳納会長は「我々の推奨する工法がさらに普及し、受注機会が増えるよう頑張る。引き続き支援を」と述べた。
 補修に対する機運上昇や同協会がすすめる定量的補修工法の普及を受けて会員数が大幅に伸びており、昨年度も全国から20社近い新規入会者が加入するなど、総会時点で会員数49社となった。
 徳納会長(福徳技研)は挨拶の中で、約20年前に広島で発足し、仲間とともに失敗を重ねながら技術を積み上げてきたこれまでの歴史を振り返り、「段々と失敗しない方法を見つけ、実績を重ねる中で問い合わせ等も増え、最近では重要文化財等の補修相談もいただけるようになった」と強調。現在全国開催中(18カ所中7カ所終了)の補修・補強フォーラムの開催状況も報告し、さらなる普及に意欲を見せた。
 続く議事では、平成26年度事業報告や収支決算報告、27年度事業計画案及び予算案などを審議し、全会一致で承認。27年度は技術講習会(フォーラム)の開催や技術資料の配布・販売のほか、HPのさらなる充実、官庁、コンサルへのPR活動などを行っていくとした。
 また、終了後には懇親会も催され、北は北海道から南は鹿児島まで、全国各地から集まった会員とともに親睦を深めた。