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コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム、コンクリート構造物の補修・補強材料情報
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2014年05月15日 九建日報

フォーラムで補修技術紹介|コンクリートメンテナンス協

2014年05月15日 九建日報【長崎】(一社)コンクリートメンテナンス協会(徳納武使会長)は14日、「コンクリート構造物の補修・補強に関するフォーラム2014」=写真=を、長崎市の長崎県勤労福祉会館で開催した。
 徳納会長は冒頭、「コンクリート補修は難しいと言われるが、補修のシナリオをデザインし、それにそって調査、診断、補修設計に取り組めば決して難しいものではない。当協会は特定の技術の工法協会ではなく、有効な新技術を議論しながら推進していく。今日は多くの補修技術を紹介したい」と挨拶した。
 フォーラムは全国各地で例年開催しているもので、本年度は最新の知見に加え、劣化のメカニズムと対処工法、予防保全技術とライフサイクルコストの解説に重点を置いた構成とした。
 第1部では工学博士で極東興和(株)所属の江良和徳氏が「コンクリートの劣化と補修工法選定の考え方」、第2部ではコンクリート診断士で日本ペイント販売(株)所属の中丸大輔氏が「コンクリート剥落防止と塗膜型剥落防止システム」についてそれぞれ講演した。約70人の参加者は熱心に聴講し、最新の知見と補修技術について理解を深めていた。